こだわり
お客様の笑顔の元に成り立つのが私達の仕事だと感じています
税務六法の内容をしっかりと把握し、法律と知識でお客様に笑顔を創出する。
それが私たちの目指す「高橋幹税理士事務所」の在り方です。
そのために、お客様にしっかりと向き合い、手厚いサービスをご提供
できるよう、量より質を大切にして運営をしております。
専門分野によってエキスパートを置くことにより複雑な案件も多くの事例を積み重ねて、過去の事例と比較しながら
一番有益な一手を打つことが可能となっております。
以前から知り合いの社長から電話があった。
「先生、実は税務署から連絡があって調査に来るといっているのですが、私が頼んでいる税理士先生が 立ち会いをしてくれないといっているのです。これって普通ですか?」
通常、税務調査の立ち会いは税理士の使命でもあるし、やりがいのある仕事の一つであるので私が調査の立ち会いを
断ることは絶対にありえない。
しかし今回の案件では、その社長と顧問税理士がうまく意思の疎通ができて
いないのか、立ち会わないということらしい。
それはそれとして、税務調査官にある意味素人である社長が一人で戦いを
挑むのは勇気ある行動であるが、お勧めはできない。
そこで、私が電話口で言ったことは・・・・・
「社長、それは不安でしょうね。別に顧問契約を云々とは言いませんが
セカンドオピニオンとしての契約をしてもらえれば立ち会うことは可能です。
契約を結びませんか?」
と投げかけたところ・・・お願します、ということになった。
調査当日、最初はもちろんあいさつで始まるのであるが、この時の第一印象でこの調査がうまくいくかどうかがわかる。
その時の印象は、「イヤな予感がする。」そしてその予感は当たることになる。
結論から先にいうと質問審査権を逸脱した調査が行われようとしたのでこちらが注意すると、なんやかんや言い訳を
しながら調査を続けようとするのだ。
最後には私が爆発した。
常日頃、調査の際には「税務六法」なる分厚い本を持参するのだけれど、その分厚い本を机から投げ捨てながら、
私の口から次の言葉が出たのである。
「君たちのような調査をするのであるなら、法律はいらないことになるから、
当然この税務六法はいらないね!」

当然そこでその日の調査は中止となり、仕切り直しとなった。
翌日からの調査では無理難題を言われることもなくスムーズに終わったことは言うまでもない。
しかし、後味の悪い調査であったことには違いない。
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